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AIキーワードリサーチの実践手順 — 種キーワードから関連語・意図分類まで

種キーワードをAIに渡して関連語を洗い出し、実データで検証し、検索意図まで仮分類する4ステップの手順を解説します。

SEOMSO Academy 編集部 約5分

「このテーマで記事を書こう」と決めた瞬間はいいものの、実際に検索されている言葉や関連語を洗い出す段階で手が止まる——キーワードリサーチにありがちな停滞です。頭に浮かぶ言い回しをいくつか並べただけでは、読者が実際に打ち込む表現や、競合が押さえている周辺語を取りこぼします。ChatGPTやClaude、Geminiのようなチャット型AIに種キーワードを渡せば、関連語や言い換え、ロングテール表現の候補は数十秒で返ってきますが、その候補が実際にどれだけ検索されているかまではAI自身には分かりません。

要点

AIキーワードリサーチは「種キーワードを渡す→関連語・派生語をカテゴリ分けさせる→Google Keyword PlannerやGoogle Trendsで実データと照合する→検索意図を仮分類する」という4段階で進めると再現性が高まります。AIは候補出しとカテゴリ分けには強い一方、検索ボリュームや実際の検索頻度までは保証しないため、実データでの照合を省略できません。

前提 — AIキーワードリサーチで任せてよい範囲

この手順はChatGPT・Claude・Geminiのいずれでも実行できます。Anthropicはプロンプトの中で求める出力形式や条件を具体的に書くほど、モデルの応答が安定しやすくなると説明しており※3、キーワードのカテゴリ分けでもこの原則がそのまま当てはまります。AIに任せてよいのは、種キーワードから連想される言い回し・同義語・ロングテール表現の洗い出しと、それらを大まかなグループに分ける作業です。

一方で、実際の検索ボリュームや季節変動、競合の強さといった実データはAIの学習内容に含まれていても最新ではなく、そもそも検索エンジンの内部データに直接アクセスしているわけでもありません。この部分は、Google広告のKeyword PlannerやGoogle Trendsのような一次データを扱うツールに任せる役割分担が必要です。

手順 — 種キーワードから関連語・意図分類までの4ステップ

①種キーワードを1〜3個に絞って用意する

いきなり「SEOについてキーワードを教えて」のような広すぎる依頼をすると、抽象的な単語ばかりが返ってきます。自社のサービスや記事テーマに直結する種キーワードを1〜3個に絞り込んでから渡します。

②AIに関連語・派生語をカテゴリ分けさせる

種キーワードを渡す際は、単に「関連キーワードを教えて」ではなく、出力のカテゴリと件数の目安を指定します。

次の種キーワードについて、関連する検索キーワードの候補を出してください。
種キーワード:SEO キーワードリサーチ

出力形式:
・同義語や言い換え表現(5個程度)
・ロングテール表現(具体的な悩みや状況を含む言い回し、8個程度)
・比較検討に近い表現(「比較」「おすすめ」「料金」などを含む言い回し、5個程度)

各キーワードについて、なぜそう分類したか一言で理由を添えてください。

③Google Keyword PlannerとGoogle Trendsで実データと照合する

AIが出した候補をそのまま記事の見出しに使うのではなく、Google広告のKeyword Plannerで検索ボリュームの目安を確認します※1。あわせてGoogle Trendsで時期による検索の増減を見ておくと、季節性の強いキーワードを見落とさずに済みます※2。Trendsの数値は実際の検索回数そのものではなく、期間内での相対的な人気度を0〜100で示す指標である点には注意してください。

④検索意図をKnow・Do・Buy・Goで仮分類する

実データで絞り込んだキーワードは、最後に検索意図で仮分類しておくと、記事の構成を考える段階がスムーズになります。この分類の考え方は次の記事で詳しく扱います。

つまずきやすい点 — 関連語は「もっともらしい」が検索ボリュームは保証しない

AIが出す関連語リストの弱点は、文章として自然に見えることと、実際に検索されている表現であることが別の話だという点です。もっともらしい言い回しの中に、実際にはほとんど検索されていない表現や、意味は近くても検索習慣として定着していない言い回しが混ざることがあります。ただし、候補出しの段階でAIを使うこと自体は無駄ではなく、人手だけで思いつく表現の幅よりも明らかに広い候補が短時間で揃うため、実データでの絞り込みを前提にする限りは有効な出発点になります。逆に、AIの出力をそのままリサーチ結果として扱ってしまうと、存在しない需要を狙って記事を作ることになりかねません。

次の一歩

キーワードと意図の仮分類ができたら、次はそれを記事の骨格に落とし込む番です。見出し案とアウトラインの作り方はAIで記事構成・コンテンツブリーフを作る記事にまとめています。競合がどんな記事で上位表示されているかを確認する手順はAIを使った検索結果(SERP)リサーチの記事を参照してください。

参考文献

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